佐賀のおもしろ記事通信
まいど~!『kunitaka』です。
♪愛鳥週間
皆さんご存知ですか?
佐賀県には、不思議なカラスがいます。
白と黒の身体!パンダみたいな鳥です。
『カァツ、カァツ』と鳴きます。
知ってる人は知っている『カチガラス』・・・『カササギ』です。
カラスのような体型で鳴き声が『カチカチ』と聞こえる事から
『カチガラス』と言うようです。
なぜ、佐賀県に生息するのか?厳密にいうと佐賀平野周辺に
生息する理由は、歴史に深く関係しているようです。
一説には、豊臣秀吉が朝鮮半島に出兵した際、朝鮮半島から
持ち帰られたといわれています。
それならば、名護屋城がある東松浦半島に集中しているはず
ですが、山間部が多い東松浦半島より平野を好む鳥なのでしょう
佐賀平野周辺地域に主に生息しています。
厄介なのは、その習性です。木の高いところに巣を作るのですが
最近では、電信柱の高い所に巣作りして、NTTのオジサンたちが
パケット車で取り除く作業に追われます。
佐賀県内の電信柱はカチガラスの巣になっています。
人間によって、はるか朝鮮半島より無理やりつれて来られて、
生活に適合する場所を見つけ、人間が作り出す環境の変化に
適合して生きている。
帰化した動植物たちは、想像を絶する苦難の道を歩かされて
来たんですね。
当然、適合できなかった種は全滅します。
今日から、『愛鳥週間』です。
私は、身近な『カチガラス』の事を考えました。
そして、帰化動植物たちの苦難の道のりを考えました。
貴方も、この機会に身近な野鳥や飼っている鳥の事を
ちょっとだけ・・・考えてみてはどうでしょうか?
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