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かんねどんの狐退治2

2006-12-10-Sun 23:08:29 │EDIT

前回の続き

狐退治に出かけた我等が「かんね」さんはどうなるのか?

唐津のあたりでは、稲刈りが済む頃になると、玄海おろしという

冷たい北風がぴゅーぴゅーと吹きます。

その北風が一層強くなる11月の夕方、「かんね」さんは、なにを

考えたのか・・・、右手に杖を持ち、左手に鯛をさげて、目が見えない

ふりをしながら、虹の松原から鏡山に出る道を歩いていました。

(日本三大松原として有名な虹ノ松原は、今からおよそ360年前の江戸時代初期に、時の藩主寺沢志摩守廣高が後背地の新田開発などのための防風、防砂、防潮林として植林をしたのが始まりといわれています。)

11月になると唐津近辺では、日が暮れるのが早くなります。

夜空に星が輝きだす頃には、田圃で働いていた人たちも

すっかり姿を消し、田圃には猫の子一匹見当たりません。

冷たい風がかんねの首筋に吹き込んで、寒気がします。

鏡の恵日寺の鐘がゴーンと鳴り響き、その音が鏡山に跳ね返って

さらに響き渡ると、あたりは一段と寂しさが増します。

そこをかんねは、少しも怖がらず、振り向きもせずに

ぽつぽつと歩いておりました。

鏡山のほうから、甲高い「キャーン、キャーン」

狐の鳴き声が聞こえ始めました。

「そうら、いよいよ狐の出ろごたる。用心せんば」と思いました。

(そろそろ狐が出て来そうだ、用心しなければ)

しかし、肝っ玉の太かかんねは狐のこと等、気にならない振りをして

砂子と赤水の中ほどまでやってきました。

(砂子・赤水ともに地名)

すると、かんねの後をつける者に気が付きました。

目が見えない振りをしながら、目の玉を半分開いてチラッと見てみると

「おさんさま」に化けた狐が、かんねのぶら下げている鯛の匂いに

つられて、つけて来ています。

よく見てみると、うまく化けたもので本物の「おさんさま」にそっくり

おさんさまが、こがん夜道ば、通らすはずんなか。

そいば、今まで間違えよったもんは馬鹿じゃなかとけ。

みちょけ、おいがボタウチしちゃるけん」

(おさんさまが、こんな夜道を通るはずはない。それを今まで間違えてた村人は馬鹿なんじゃないだろうか。見ていろ俺がボコボコに叩きのめしてやる。)

と、思いながらも知らない顔をして歩き続けました。

すると娘は「もしもし、どなた様かは知りませんが、ちょっと待ってください」

と、かんねを呼び止めました。

かんねは、立ち止まり

「娘さんのごたるばってん、おいに何か用け」と、返事をしました。

(娘さんのようですが、私になんか用ですか)

すると娘は、

こがん暗か晩はえすうして、のさん連れになってくれんね。」

(こんなに暗い晩は怖くて、たまりません。連れになってください。)

と、頼みこみました。

かんねは、「こん化け狐があ」と思いましたが、

「よかじゃ、おいも連れんでけて、心強かたい。ばってんおりゃ

目の見えんけんが、足の遅かけんお前さんが先に歩かんけ」

(いいですよ、私も連れが出来て心強い。しかし私は目が見えないので、足が遅いから、貴方が先を歩いてください。)

すると娘は、その言葉を信じて

「よかですよ、あたしが先にいきましょう」

と、娘は先に歩き出しました。

娘は、かんねが目が見えないと思い込み、着物の裾から大きな

尻尾を出したまま歩き出しました。

狐が化ける時は、木の葉を体につけて、顔を尻尾でなでながら

怪しげな呪文を唱えるそうです。化けるのに一番苦労するのが

尻尾を隠すことで、いくら化け方の上手い狐でも疲れてしまう

のだそうです。

「おさん狐」は、相手が目が見えないのをいい事に尻尾は

出したままにしておりました。

この化け娘を見て、かんねはおかしくてたまりません。

「よおし、ここでいっちょわいそしちゃれ」と、思いました。

(よし、ここでひとつ悪戯してやれ)

そして、かんねはいきなり右足で先に歩いている狐の尻尾

力一杯踏みつけました。

その痛いこと痛いこと・・・。何しろかんねは唐津の素人ずもうの

大関なんですから。

「おさん狐」も化けているのを忘れて、狐の声で「キャン」といいそうに

なりましたが、流石は古狐です。ぐっとこらえて

「旦那さん。すいませんが、右足を離してくれんですか。」

と頼みました。

かんねは、「すいません。何か踏んだとは思たばってん

おいはなんば踏んだとや」と、尋ねました。

(すいません。何か踏んだとは思ったのですが、私は何をふんだのですか)

自分の尻尾を踏んづけているとは言えず

「踏んづけたとは、牛ん糞ですばい」と嘘をいいました。

(踏みつけたのは、牛の糞ですよ)

「そりゃあ、汚かもんば踏んだバイ。そいぎ足ば放さんば」

(ソレは汚いものをふんだ。それなら足を離しましょう)

右足を上げました。狐はやっとの思いで尻尾を引っ込めました。

それから十歩も歩かないうちに、今度は左足でまたも

狐の尻尾を踏みつけました。おさん狐は、

「こりゃあ、またおいが尻尾ば踏んじょるたい。」とも言えず

(これ、また私の尻尾を踏んでますよ)

「今度は左足を離してください」と、かんねにお願いします。

かんねさんとおさん狐の珍道中・・・。

いよいよ、次回決着です。

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